【美味しいは楽しい!】酒蔵ツーリズムと築地市場見学

新宿での接待、こだわりの日本酒は新宿御苑こころむすび店主の想いメルマガ【美味しいは楽しい!】酒蔵ツーリズムと築地市場見学
2017.2.22

【美味しいは楽しい!】酒蔵ツーリズムと築地市場見学

━━━━━━━━━━Vol.00018━2017.2.14━━
    【心と心を結ぶメルマガ】
~新宿御苑 魚と味噌と日本酒 こころむすび~
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__c0__さん、こんにちは。
こころむすびの石田です。

本メルマガは、過去に名刺交換させていただいた方にも
配信させていただいています。

キーワードは
【美味しいは楽しい!】
です。

毎回、美味しくて楽しい、そして、皆様にお役に立てるような
コンテンツをお送りいたします。
よろしくお願いします。

本日はバレンタインデーですね。
こころむすびも日本酒に合う、チョコレートを御用意しております。
お楽しみください。

●今週の予約状況
15日(水)△ 残りわずか
16日(木)○ 残り半分くらい
17日(金)△ 残りわずか
18日(土)○ 残り半分くらい

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【1】今が旬な日本酒

【2】酒ソムリエがおすすめする1本

【3】本日のテーマ『酒蔵ツーリズムと築地市場見学 』

【4】石田の独り言
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 ■【1】今が旬な日本酒

先週の土、日は、こころむすび初のツアーイベント!
富山の『満寿泉』http://www.masuizumi.co.jp/
を醸す桝田酒造へ、酒蔵見学ツアーを開催してきました。


現地集合、現地解散で参加費もそれなりにかかるのに、募集してからあっという間に定員になってしった、
伝説の酒蔵見学ツアーです(笑)

遠くはカナダからのご参加もあり、インターナショナルなツアーとなりました。
皆さんの酒造りへの興味、関心がかなり高いと感じました。

■【2】~酒ソムリエがおすすめする1本~
『満寿泉 純米大吟醸 寿プラチナ』(富山県富山市 桝田酒造)

今回はやはり、満寿泉さんのお酒を。

2015年10月、天皇皇后両陛下が富山に訪れた時です。
宮内庁から、桝田酒造へ滅多に飲めないお酒をレセプションの乾杯酒で出してほしいと内々にご依頼がありました。
そこで、桝田酒造が用意したお酒が、今回ご紹介するお酒です。

通常、陛下は乾杯の席では、杯を上げるだけで、実際にはお酒をお飲みにならないそうです。
ところが、このときは、なんと!満寿泉のお酒を飲み干してしまったのです。
ちょうどその瞬間を地元のTVでも放映され、「えっっっ!」と大騒ぎ。

翌日の地元の新聞にも載って、宮内庁からも、『とても珍しいこと』とのコメントが。


実はここからは内緒の話です…
それから、『陛下が飲まれたお酒』と地元メディアで報道されたのですが
その商品は、満寿泉の通常に流通している『大吟醸 寿』でした。

でも、実際に陛下が飲んだのは、『純米大吟醸 寿プラチナ』という商品なのです。
これは非流通酒、つまり一般的には手に入らない、特別限定酒。

桝田酒造も『寿プラチナ』の存在は知られたくないようで、そこで、一般流通しているお酒をメディアで取り上げてもらったのです。

『寿 プラチナ』は山田錦を35%まで磨き、一言で言えば、「軽くてキレイ、だけどしっかり味わいがある。」
軽いけど、しっかりしている…
相反する味わいが楽しめます。


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■【3】本日のテーマ『酒蔵ツーリズムと築地市場見学』
  
今回、酒蔵見学ツアーを開催し、感じたことは、皆さん、酒造りへの関心がすご~く高いということです。
これは、ここ最近の日本酒がブームになっていることにも関係しているでしょう。

それこそ、10年ぐらい前は、雑誌で日本酒を取り上げるなんて、グルメ雑誌の『dancyu』が1年に1回あるかどうか(笑)だったのが、
今では、ファッション雑誌が日本酒の特集を組んだりします。

ちょうど同じタイミングで、蔵元の世代交代がすすみ、若手の蔵人が造る
『新世代の日本酒』が出てきたことも人気に拍車をかけているでしょう。

美味しいお酒に出会ったら、やはり、そのお酒を造っている蔵を見たくなるのは当然です。
これは、日本人だろうが、外国人だろうが同じです。

さらに、オリンピックに向けて、インバウンド効果も期待できるし、地方創生、地域活性という理由で、観光庁や、地元の行政の観光課も勢いついております。
旅行会社とタイアップして、酒蔵をはしごしながら、色々なお酒が飲める酒蔵ツーリズムも盛んに行われています。

では受け入れ口となっている酒蔵はどうなのでしょう?


観光蔵や見学コースまで兼ね備えている大手酒造メーカーなら良いでしょうが、そうではない、小さな酒蔵では負担が大きくなります。
案内役の人件費なんて確保しておりませんし、寒造りの真っ最中では、寝る時間も休みの日もなく働いておりますから、仕事だけに集中したいはず。

だけど、メーカーとしては一般消費者の声も聞きたいし、営業活動もしたいのも本音。
コアなファンをつくるには絶好のチャンス。
とても複雑な心境な気がします。


でも、これは築地市場の見学にとても似ています。
築地市場も外国人にとっては、酒蔵同様、一度は行ってみたい観光スポット。


だけど、場内は朝6時~9時までは、築地にとっては最も忙しいコアタイム。
その時間に、ただ見るだけの観光客に入られると、仲卸さんも商売がしづらくなります。
でも、場外でしたら、何時にいらしても楽しめるので、逆に何時でもたくさん観光客を呼びたいところ。

そこで、場内の見学者は朝5時に集まって、マグロの競り場を見学するコース(6時に終了)か、
10時以降でしたら、仲卸の売り場も自由に見学できるコースになっております。
(大きなカメラを持っていなければ、コアタイムでもしれっと入れたりしますけど…)

築地市場は魚を売買するところ
酒蔵は日本酒を造るところ

これが本業です。
もともと観光は目的にしておりません。

だけど、観光客としては現場を見てみたい…
人が集まれば、消費も起こるのも事実。

どちらの気持ちも分かる私はとても複雑です。


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■【4】石田の独り言

今回はなんとなく、まとまりのない話になってしまいました。

酒蔵も築地も、日本を代表する文化のひとつ。
多くの外国人に知ってもらいたい反面、正しく伝える難しさもあると感じました。

皆さんの業界ではいかがですか?

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