2017.2.18
【美味しいは楽しい!】なぜ酒ソムリエが味噌ソムリエになったか?
━━━━━━━━━━Vol.0008━2016.11.29━━ 【心と心を結ぶメルマガ】 ~新宿御苑 魚と味噌と日本酒 こころむすび~ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ __c0__さん、こんにちは。 こころむすびの石田です。 本メルマガは、過去に名刺交換させていただいた方にも 配信させていただいています。 キーワードは 【美味しいは楽しい!】 です。 今回は少しキーワードから外れた内容で重い内容です。 だけど、食に関して、大切なことなので書かせていただきました。 ご興味ない方はスルーして下さい。 よろしくお願いします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┌─┐ ┌─┐ │目│ │次│ └─┘ └─┘ 【1】今が旬な日本酒 【2】本日のテーマ『なぜ酒ソムリエが味噌ソムリエになったか? 』 【3】石田の独り言 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■【1】今が旬な日本酒 皆さん、「創業100年を超える長寿企業」をご存知でしょうか? 2015年現在でざっと26000社ほど。 日本最古の企業は飛鳥時代に設立された寺社建築の「金剛組」(大阪市)で、なんと1431年の歴史を誇ります。 驚くべきことに、日本の老舗トップ10には、日本酒の酒蔵も入っています。 それが、茨城県笠間市にある『須藤本家』です。 http://www.sudohonke.co.jp/ 創業1142年ですから、874年の歴史があります。 実は、日本酒の酒蔵は創業の古い企業が多く、創業400年を迎える酒蔵が14社もあります。 酒蔵を『歴史』という観点で見るのも面白いですね。 ~酒ソムリエがオススメする1本~ 『十四代 七垂二十貫(しちたれにじっかん)』 (山形県村山市 高木酒造) 『十四代』と聞くと、『一度は飲んでみたい』と思う、日本で一番、定価で手に入りにくい日本酒といっても過言ではないでしょう。 この『十四代』を造る高木酒造も歴史が古く、ちょうど昨年、創業400年を迎えた老舗企業です。 創業1615年ですから、『関ヶ原の戦い』から15年後と言ったらわかりやすいでしょうか? 江戸時代が幕開けしたばかりの頃の創業です。 『七垂二十貫』は年2回出荷される、特別限定酒。 『七垂』とはお酒の量、『二十貫』は酒粕の量。 昔、酒蔵では七垂二十貫で酒を造ると蔵が潰れるという迷信があったそうです。 その位贅沢なお酒という意味を込めて名づけたそうです。 味わいは一言で言えば、『スッキリ、フルーティー』 世の中に『スッキリ、フルーティー』なお酒はいっぱいありますが、薄っぺらい味わいになりがちです。 このお酒はさらに、奥行きのある味わいを感じさせてくれます。 ただ単に歴史が古いだけでなく、常に日本酒業界のリーディングカンパニーであり続けるために、切磋琢磨されている蔵元です。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■【2】本日のテーマ『なぜ酒ソムリエが味噌ソムリエになったか?』 私は普段、こころむすびでは、酒ソムリエとして、お客様の好みのお酒をご用意する仕事をしております。 お料理に合わしたり、お好みを伺って、それに近いお酒をご用意します。 プライベートでは、父親として、日曜日の夕飯は私が作るようにしております。 最初は子どもたちが食べたいものを作っておりました。 子どもたちに何を食べたいか?と聞くと 餃子 ハンバーグ ラーメン パスタ 焼きそば お好み焼き… どれもファミレスにありがちなメニューです。(笑) そのような頃に、ある本に出会いました。 【『食』を変えれば人生が変わる】(杏林予防医学研究所所長 山田豊文著) この本の中で、 『食べたものからしか、心と体はつくられない』 という一文がありました。 我々が どのように考え どのように行動するか それらは、全て食べているものに関係していると。 子どもたちが、今食べているものが、その子どもの思考習慣や行動習慣に関係していると。 私にとっては目からウロコです。 長年、食に関わる仕事をしておきながら、人間の『嗜好としての美味しさの追求』しかしてこなかったからです。 そして、いろいろな本を読み進めていくと、ある事実にぶち当たります。 それは… 今の日本の食料事情が、ある一部の権力者によって支配され、医療問題と密接に関係していること。 どうしても日本人を病気にさせたい人達がいるということ。 今、普段の生活の中で、我々は 食品添加物ゼロ 農薬使用の野菜ゼロ 遺伝子組換え食品ゼロ の食生活を毎日続けることは出来ますか? でも、戦前の日本でしたら、当たり前のように出来たことばかりです。 もうすでに、我々は、ある一部の人達が考えるレールに乗ってしまっています。 では、そのレールから降りることは出来ないのか? すぐには無理だとしても、そのきっかけになるのが、『手前味噌』と考えています。 味噌を変えたから、全てが変わるわけではないけれど、食生活を根本的に見直すきっかけにはなります。 味噌は家庭でも簡単にできる発酵食品ですし(醤油は難しい)、1300年の歴史があります。 1300年もの間、ほとんど形を変えずに、日本人のDNAに受け継がれた食品は味噌と醤油ぐらいです。 そこで、味噌の魅力を伝えていきたいと思うようになり、味噌ソムリエを取得しました。 また、酒のアテはどうしても味の濃いものが多いです。 そして、市販のものは、人工的なものが入っています。 こころむすびでは、酒のアテも本物を追求しています。 本物を追求していくと、人工的なものが削がれていきます。 『手前味噌と日本酒』 これ最高の組み合わせですよね。 だって、江戸時代のことわざで 『味噌で飲む一杯、酒に毒なし』 とありますから。 飲ん兵衛には嬉しいことわざです。(笑) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■【3】石田の独り言 本日も最後まで長文を読んでいただき、ありとうございます。 飲ん兵衛はつい、『どんなお酒を飲むか』を考えがちです。 だけど、『そのお酒のアテは体に良いのか?』も考えていく必要があるように思います。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■今年も『日本酒に合うおせち』限定20個、販売いたします。 前年よりさらにパワーアップして、今年は演技の良いお酒もセットに。 http://ameblo.jp/cocoromusubi/entry-12212805118.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■もしこのメルマガが面白い! と思っていただけたら、 あなたの友人にもおススメいただけると嬉しいです。 空メール登録はこちら kinmedaino1@i-magazine.jp ■配信登録、変更、解除は、 お手数ですが以下よりお願いします。 https://i-magazine.jp/bm/p/f/tf.php?id=kinmedaino1 今まで読んでいただき、有難うございました! ■【心と心を結ぶメルマガ】発行人 新宿御苑 魚と味噌と日本酒 こころむすび 石田洋司 〒160-0022 東京都新宿区新宿 2-8-17 SYビル1F TEL:03-3355-3577 FAX:03-3355-3577 mail: cocoromusubi39@gmail.com 営業時間 17:30~24:00(L.O.22:30) 休日 日曜日・祝日 --------------------------------------------------- ■HP: http://cocoromusubi.com/index.html ■ブログ: http://ameblo.jp/cocoromusubi ■食べログ:http://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13039210/ ■FBページ:https://www.facebook.com/新宿御苑-魚と味噌と日本酒-こころむすび-107122342681986/ -------------------------------------------------- ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━