【本ししゃもの季節ですね~②】
みなさーん、こんにちわ。
『新宿御苑 魚と味噌と日本酒 こころむすび』の石田です。
さて、昨日のブログで(まだ読んでない方はこちらから )
スーパーや安い居酒屋さんで見かける
子持ちししゃも(正式名称はカラフトししゃも)はなぜ、子持ちしかいないのか?
というお話の続きにになります。
ところで、日本固有の本ししゃも(北海道にしか生息しておりません)は必ずオスとメスに分かれて売られております。
オスとメスですと、なぜかメスのほうが高値で売られております。
魚の世界も女子が人気です。(笑)
なぜ、メスのほうが高いのでしょうか?
実は、日本人は魚卵がだ~い好きなんですね。
ちょっと思い浮かべるだけでも
すじこ
いくら
とびっこ
たらこ
明太子
子持ちカレイ
ちょっとマニアックなところでは
助子(スケソウダラの卵)
鱧子(鱧の卵)
いやいや、どんな魚に
卵があります。
ちなみに卵巣のことを真子といいます。
精巣のことを白子といいます。
だから、
「◯◯の真子の煮付け」
なんてメニューがあったら、それは卵を煮付けにしているということなんです。
ちょっと話がずれてしまいましたが、
日本人は魚卵が好きだから、
需要があるということで、
オスよりも値段が高いのです。
では、そろそろ結論に入りましょう。
なぜ、カラフトししゃもは子持ちしかいないのか?
まず、カラフトししゃもは全て輸入されております。
そして、カラフトししゃもにもオスは存在します。
だけど、先程書いたように、日本人は、魚卵信仰(笑)があるので、オスは輸入されていないのです。
オスには価値が無いようです…(汗)(笑)
だから、スーパーや、安い居酒屋では、100%メスだけなので、
子持ちししゃも
という表記になるのです。
オスには価値がない・・・
魚の世界では、女子優位は不動のようです。(笑)
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
■こころむすびのお店情報
【住所】 〒160-0022
東京都新宿区新宿2-8-17SYビル1F(map )
新宿御苑前駅から徒歩1分 新宿三丁目駅から徒歩7分 新宿駅東口から徒歩15分 新宿御苑前駅からの道順はこちら
【TEL】03-3355-3577
【営業時間のご案内】
17:30~24:00逸品料理 (お料理のラストオーダーは22:30です)
※店主オススメのおまかせ料理 もご用意しております(要予約)
【定休日】 日曜日・祝日
【公式HP】こちら
【食べログページ】こちら