2011.12.4
醸し人九平次
こんにちわ。こころむすびの石田です。
私の好きなお酒の一つに「醸し人九平次」というお酒があります。
フランスの三ツ星レストランでも提供されているお酒で、白ワインのように
きれいなお酒です。その蔵元から、10年熟成のお酒が限定発売されました。
720ミリで31500円です。うーん、飲んでみたいけど、手が出ないです。。。
その蔵本さんのコメントが素敵だったので紹介します。
杜氏も佐藤氏のコメント
「米も人も土から生まれて土へ還るのだろう。」
それが、10年の時が流れたこのお酒を口にした第一印象です。
若かりし日の勢いや力強さは衰えたのかもしれません。
長い時間のなかで失われたものもあるでしょう。
しかし、時間がそぎ落としてくれたからこそ、余分のない、本質的な味わいがあります。
日本酒は太陽の光と水でできた飲み物。
いずれ枯れ果てれば、ふたたび水となり地に還ります。
だからこのお酒には、円熟し枯れていく儚さの中に、
光の明るさや、水の清冽さ、そして香り立つ土のニュアンスを感じるのだと思います。
長い旅の中、このお酒は奇跡的にあなたに出会えました。
2001年から10年。
ぜひお互いに流れた時間を埋めてみてください。
佐藤
いかがでしょうか?
「日本酒は太陽の光と水でできた飲み物」かぁ。いい表現だな。