日本酒よ その7
2011.12.15
日本酒よ その7
こんにちは。こころむすびの石田です。
私のじいちゃんは酒好きで、「俺が酒をやめる時は、俺が死ぬ時だ」
と豪語していたが、本当に亡くなる3日前まで酒を飲んでいた。
普段は近寄りづらいじいちゃんだったが、酒を飲んでいる時は優しかった。
そんなじいちゃんのDNAを引き継いでか、私も酒を心から愛している。(昔の履歴書
を見たら、趣味の欄に酒と書いていた。)
若い頃は色々な種類のアルコールを飲んでいて、家でカクテルバーが開けるのではないか
というぐらい、リキュールを集めていたときもあった。ベルギービールにはまって、
ビアバーをはしごしていた時もあったっけ。ウィスキーはジャパニーズにこだわっていた。
お店を始めた時も、今ほど日本酒に特化していなくて、焼酎や梅酒、サワー類も
たくさん種類があったけれど、お店をやっていくに連れ、本物の日本酒に多く飲む機会が増え
メキメキと種類が増えていき、日本酒を通して、たくさんの素敵な人と出逢った。
私も40歳を迎え、お店も来月、丸5年になります。たくさんの人に支えてもらった5年です。
そんなある日、神から御告げがありました。
『日本酒を通して、日本を元気にしよう』
そう、この素晴らしい日本酒を、国内海外問わず、たくさんの人に飲んで、幸せになってもらいたい。
だから、私の残りの人生、この使命を全うしよう。それが、日本酒に対する恩返しになると思う。
じいちゃんが死ぬまで酒を飲んでいたように、
私は私が死ぬまで酒を飲んでもらうように、
この命を使おう。多くの人の幸せを願って。