【本ししゃもの季節ですね~②】

新宿での接待、こだわりの日本酒は新宿御苑こころむすび店主の想い魚、魚、魚【本ししゃもの季節ですね~②】
2016.10.15

【本ししゃもの季節ですね~②】

みなさーん、こんにちわ。

『新宿御苑 魚と味噌と日本酒 こころむすび』の石田です。

さて、昨日のブログで(まだ読んでない方はこちらから

スーパーや安い居酒屋さんで見かける

子持ちししゃも(正式名称はカラフトししゃも)はなぜ、子持ちしかいないのか?

というお話の続きにになります。

ところで、日本固有の本ししゃも(北海道にしか生息しておりません)は必ずオスとメスに分かれて売られております。

オスとメスですと、なぜかメスのほうが高値で売られております。

魚の世界も女子が人気です。(笑)

なぜ、メスのほうが高いのでしょうか?

実は、日本人は魚卵がだ~い好きなんですね。

ちょっと思い浮かべるだけでも

すじこ

いくら

とびっこ

たらこ

明太子

子持ちカレイ

ちょっとマニアックなところでは

助子(スケソウダラの卵)

鱧子(鱧の卵)

いやいや、どんな魚に

卵があります。

ちなみに卵巣のことを真子といいます。

精巣のことを白子といいます。

だから、

「◯◯の真子の煮付け」

なんてメニューがあったら、それは卵を煮付けにしているということなんです。

ちょっと話がずれてしまいましたが、

日本人は魚卵が好きだから、

需要があるということで、

オスよりも値段が高いのです。

では、そろそろ結論に入りましょう。

なぜ、カラフトししゃもは子持ちしかいないのか?

まず、カラフトししゃもは全て輸入されております。

そして、カラフトししゃもにもオスは存在します。

だけど、先程書いたように、日本人は、魚卵信仰(笑)があるので、オスは輸入されていないのです。

オスには価値が無いようです…(汗)(笑)

だから、スーパーや、安い居酒屋では、100%メスだけなので、

子持ちししゃも

という表記になるのです。

オスには価値がない・・・

魚の世界では、女子優位は不動のようです。(笑)

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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