築地で仕入をする理由

新宿での接待、こだわりの日本酒は新宿御苑こころむすび店主の想い築地築地で仕入をする理由
2014.12.16

築地で仕入をする理由

こんにちわ。 こころむすびの石田です。 ここ最近、めっぽう寒くなりましたね。 お変わりありませんか? 風邪などひかぬように、体を温めてくださいね。 さて、私が築地に通って、8年ぐらいになります。 築地は『東京の台所』と言われるぐらい、色々な食材が集まってきます。 でも、仮に魚を扱うお店でも、わざわざ築地に行かなくても、今は魚の仕入れはできます。 前日にFAXで注文を流し、翌日配送してくれる業者さんはたくさんいます。 楽ですよね。 早起きしなくても良いし、時間通りに荷物は配送されるし。 でも、 私は、それでは納得がいかない!!! だって、自分が選んだ魚を食べてもらいたいじゃないですか!! 早朝6時前に築地に入り、自分が目利きし、喜んでいただけるお客様の笑顔を 思い浮かべながら仕入れをするところに意味があるのです。 お客様が食べた後に帰り際に、 『いやー、本当に美味しかったよ~』 と、満面の笑顔で言ってくれることが何よりもうれしいし、 睡眠時間を削って築地に行ってよかったなと思う瞬間です。 飲食業は職種としてはやや敬遠されるようです。 だって、 労働時間が長いし… 給料は安いし… 休みが少ないし… と世間一般には言われているようです。 でもね、 『美味しい』 って 『幸せ』 なんですよ。 人間の本能に直接訴えかけられる『幸せ』なんです。 『美味しい』と言っているときの人の顔って、とても優しいです。 『美味しい』は今日一日、仮に嫌なことがあったとしても、すべてを帳消しにしてくれる威力があります。 そんな幸せにする、お手伝いができるなんて、めちゃめちゃ最高じゃないですか! こんなに素晴らしい仕事は他になかなかないですよ。 毎日、お客様の幸せに関わることができるなんて、プライスレスですよ。 飲食業はもちろんビジネスですが、ビジネスだけでは割り切れない、人としての優しさや、幸せが関係してきます。 お客様に心から感謝ですね。 いつもありがとうございます。
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