日本酒よ その11

新宿での接待、こだわりの日本酒は新宿御苑こころむすび店主の想い日本酒日本酒よ その11
2012.5.22

日本酒よ その11

今、日本で最も入手困難な日本酒の銘柄は?と言われたら、 やはり、 『十四代』 がそのうちの一つに入るだろう。 ひとえに十四代と言っても、いろいろ種類があり、比較的入手しやすいものから、 激レアなものまである。 では、十四代は美味しいか?と言われたら、 お酒は嗜好品なので、十四代が美味しいという人もいれば、美味しくないという人もいる。 好みなので、一概に何とも言えない。 でも、入手困難なのは事実であり、美味しいという人、または手に入れたい人が たくさんいるのも事実である。日本酒カタログには必ず掲載される銘柄である。 こころむすびでは、一人でも多くに人に、日本酒を飲んで、幸せになってもらいたい という想いがあるので、十四代だろうが、なかろうが、お客様の好みに合う 日本酒を提供したい。 $こころむすびのブログ この十四代は定価4200円である。この価格が安いか高いかは横に置いておいて、 これが、ネットの世界では、13000~17000円ぐらいで売られている。 定価の3~4倍の価格である。しかも、販売しているのは酒屋である。 これはいかがなものだろうか? 明らかに自分の利益だけを追い求めた、阿漕な商売である。 酒を売っているというより、魂を売っているとしか思えない。 日本酒は日本を代表する文化である。日本の文化の一端を担っているという自負は微塵も 感じられない。とても寂しく思う。 確かに、欲しい人がたくさんいれば、値段が吊り上るのは資本主義経済の原則かもしれないが 日本酒が投機目的になったりするのは、とても悲しく思う。 皆さんはいかが思いますか?
TOPへ