【無濾過生原酒と化学調味料の関係】

新宿での接待、こだわりの日本酒は新宿御苑こころむすび店主の想い日本酒【無濾過生原酒と化学調味料の関係】
2016.7.18

【無濾過生原酒と化学調味料の関係】

みなさーん、こんにちわ。


こころむすびの石田です。


さて、みなさん、化学調味料の味ってどんな味ですか?



一言で言えば、『味の素』の味でございます。


ガツンと舌に感じる旨み成分です。


本来、自然的な旨み成分は、じわじわと感じるものです。




例えば、昆布だしはグルタミン酸が豊富に含まれており、緩やかに旨みを感じます。


だけど、化学調味料はガツンと感じます。




日本酒業界では、ずーっと、無濾過生原酒が大人気です。


 

あのガツンとくる、お米の旨みが多くのファンを虜にしております。


冷蔵庫がない時代では、本来、無濾過生原酒が飲めたのは、蔵で搾った時だけでした。


そういう意味では、今は、蔵に行かずして、蔵で搾ったお酒と同等なものが飲めるのはありがたいことですね。


で…




蔵で搾った直後に飲む無濾過生原酒は、料理と合わせながら飲むわけではないので、純粋に酒の味を利くものです。


だけど、我々は、普通、お酒を飲むときは、たいてい料理と一緒に飲みます。


酒だけを飲むことは少ないですよね。


そこで料理との相性が関係してきます。


ただ、我々は普段お酒を飲むときに、何を食べますか?


和食ですか?


それとも、フレンチ?イタリアン?エスニック?中華?


など、いろんな料理を食べることができます。


昔は、ここまで選択肢が多くはありませんでした。


いや、ほとんど和食しかなかったでしょう。


だけど、今は、味の濃いエスニックやフレンチも普通に食べることができます。


そうすると、味の濃い料理には、火入れの落ち着いたお酒では、負けてしまいます。


無濾過生原酒のガツンとした味わいの方が相性がいいでしょう。


また、化学調味料がきいた料理も、味わいが強いので、やはり、火入れでは負けてしまいます。


我々の食が多様化した分、合わせる日本酒も多様化したという言い方ができます。


ただ、繊細な和食に合わす酒はやはり、落ち着いた火入れのお酒が合います。


化学調味料もなく、和食しか食べる機会がなかった昔では、料理との相性という点でも火入れのお酒だけで、良かったのですね。


本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。


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