2016.5.2
【日本酒も鮮度と熟成が大事】
みなさーン、こんにちわ。
新宿で美味しい魚が食べられるこころむすびです。…
魚は鮮度と熟成が大事なんですが、実は日本酒も鮮度と熟成が大事なんです。
時々、お客様の前でお酒を注ぐときに、開けたての時があります。
いわゆる、
『封切り』、『口切り』
です。みなさん、とても喜びます。
でもちょっと待って!
ここでも、日本人特有の『新鮮、採れたて』を信奉してしまう感があります。
もちろん、開けたてがそのお酒の最高のパフォーマンスである時もあります。
でも、そうでない時もあります。
開けて、空気に触れさせて、時間をおいた方がよいお酒もあります。
それは、そのお酒の種類によってさまざま。時間もさまざま。
そこまで見極めて、日本酒を出してくれるお店はまだまだ少ないけれど。
ワインは、開けたての若い、尖がった味から、
デキャンタージュして、円熟したまろやかな味を1本で楽しむことができます。
よく人の一生に例える方がいらっしゃいますね。
実は、良い日本酒も、同じです。
開けたての暴れん坊なお酒が、時が経つにつれ、大人になり、角が取れて、まろやかになっていきます。
そして、人も同じですね。
昔、若い時は色々とヤンチャしていた方が、大人になって、格好良くなっていたりします。
時はロマンを与えてくれます。