2017.4.2
【なぜ日本人は辛口を好むのか?~その1~】
みなさーん、こんにちわ。 店主の石田です。 最近の私のブログは、サラッと書いています。 だけど、久しぶりにじっくり腰を据えて書いてみようと思います。 内容は、 【なぜ日本人は辛口を好むのか?】 というタイトルで、数回に分けて書いてみますね。 よろしかったらお付き合い下さい。 では、では、始まり~、始まり~!毎日、酒ソムリエをしていると、お客様からお酒を選んで欲しいと言われます。 「お好みはございますか?」 と聞くと、 「う~~~ん?」 と、言葉に詰まり 次に出てくる言葉が… 「とりあえず辛口で!」 です。 この『辛口』という言葉を使う人が本当に多く、 10人中7人ぐらいの方がおっしゃいます。 しかも老若男女問わず。 『辛口』と言う言葉以外に、 お酒の味わいを表現する言葉を知らないのではないか?(苦笑) と思うぐらい 皆さん 『辛口』『辛口』 と言います。 しかも 『とりあえず』 とはどういうこと?(笑) 『酒なら何でもよいのか!』 『酔えれば何でもよいのか!』 なんなら 『もう、紙パックのお酒を出しちゃうぞ~』 なんて、思うときもあるわけです。(笑) でもね… これは仕方がないのです。 だって、たしかに、昔は、酒といったら 『辛口』 一辺倒だったのですから!! どのお酒も 『辛口』『辛口』『辛口』 だったのです! だから、お酒の味わいを表現する必要がなかったのです。 今日から 【なぜ日本人は辛口を好むのか?】 という内容で書きますが… 好んでいるというよりは… それしかなかったと言ったほうが正しい気がします。(笑) ~続く~ 本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。