2017.9.12
【とうとう出てきました】
ツイている皆さんへ。 いつも読んでいただき、ありがとうございます。 美味しい!楽しい!嬉しい!『新宿御苑 こころむすび』です。 たいていの日本酒には精米歩合が書かれています。 これはお米をどれ位削ったかを表す数字です。 例えば、有名なところでは、 『獺祭 2割3分』 あたりでしょうか。 これは、獺祭の上位クラスのお酒で、文字どおり23%まで削ったお酒です。 つまり77%削り落とし、捨てています。 味わいも上品で、気品漂う美酒です。 また、2,3年前に茨城の来福というところから 『精米歩合8%』 なんというお酒が出て、ちょっと話題になっていました。 これは92%削り落としているわけです。 ところが… とうとう、出てきました… いつかこの日が来るとは思っていましたが、とうとう来ました… 『精米歩合1%』 たったの1%!!!! つまり残りの99%は削り落としているわけです。 リリースした蔵は… 『楯野川 光明 純米大吟醸』(山形県酒田市 楯の川酒造株式会社) http://www.tatenokawa.jp/ja/sake/ これが精米歩合1%のお酒です。 山形の酒造好適米『出羽燦々』を99%削り落とした究極のお酒です。 もうこれ以上削れません!というところまで削ってしまいました(笑) 硬質な出羽燦々を2台の自社精米機で2ヶ月半フル稼働させて削ったそうです。10月1日発売予定で、限定150本です。 お値段も108,000円!!! 日本酒史上最高価格のお酒です。 もちろん私も飲んだことがないので、味の説明はできません。 ただ言えることは、誰しもがやったことのない、前人未到であるということです。 日本初どころか世界初です。 人はナンバーワンに弱いから、きっとすぐに完売してしまうんだろうな~ という気がします。 話のネタにはなりますからね。 私も飲んでみたいです。