2017.5.9
【いちご発祥の地、新宿御苑】
みなさーん、こんにちわ。 店主の石田です。 恥ずかしながら… 私・・・ 新宿御苑で10年も商売をしておきながら、 いちご発祥の地が新宿御苑だった ということを最近知りました。![]()
皆さんは御存知でしたか? ちょっと 『へ~~~』 という感じです。 新宿御苑というと・・・
この、緑とビル群のギャップがいかにも新宿らしいですよね。 でも、歴史を紐解くと、徳川家康が江戸城に入城した際、譜代の家臣であった内藤清成に授けた江戸屋敷の一部なんです。 そして、5代将軍綱吉の時代に 『内藤新宿』 という宿場町が作られました。 明治時代になると、内藤家から上納された土地を、明治政府が我が国の近代農業の振興を目的にして、 『内藤新宿試験場』としました。 明治12年には、新宿御苑の土地が皇室に献納されて 『新宿植物御苑』 に改称し、皇室の御料地・農園として運営されました。
明治31年(1898)、新宿御苑の農学博士であった福羽逸人(ふくばはやと)が
フランスの『ゼネラル・シャンジー』 というイチゴ品種から国産イチゴ第一号となる 『福羽苺』 を作出しました。 現在、日本はイチゴの消費量世界一となりましたが 『あまおう』 『とよのか』 『とちおとめ』
など人気のイチゴ品種の多くは、新宿御苑で生まれた『福羽苺』がそのルーツだったんですね~。 さらに・・・ 江戸時代 『内藤新宿』では、蕎麦が大流行しました。 その蕎麦に使う薬味として、内藤とうがらしが一躍大人気に!
そして、新宿は唐辛子の一大産地になります。 穫時期である秋になると、新宿一帯が真っ赤な絨毯を敷いたように、赤く実った唐辛子畑の光景が見られたそうです。 今の新宿から、想像もできないですね~ 本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。