美味しい干物の選び方その2

新宿での接待、こだわりの日本酒は新宿御苑こころむすび店主の想い料理美味しい干物の選び方その2
2014.10.14

美味しい干物の選び方その2

こんにちわ。こころむすびの石田です。 前回の続きで、美味しい干物の選び方をお伝えしております。 まず、 「干物も鮮魚も鮮度が命」 です。干物もれっきとした生鮮食品。素材の鮮度は大切なポイントです。 特に最近は、前回お伝えしたような、保存性を重視した、塩のきつい干物、乾燥度の高い干物は影をひそめ、一夜干し(文字通り、一晩干す)や生干し(一晩より、さらに短い時間干す)が増えてきています。それだけ、素材の持ち味が重要視されてきているので、素材の鮮度保持には気を配りたいところです。 そこで、選ぶポイントとなりますが、 1.ふっくら丸みを帯びている。 2.肉厚である。 3.つやがある。 4.身の色が、白っぽい=脂がのっている。 5.生臭いにおいがない。 干物も鮮魚を選ぶときと似ています。 さらに、旬の時にとった鮮魚を干物にすると、脂のりも良いので、干した時に、脂が固まり、白く浮き上がってきています。 鮮度が古いと、骨が浮き上がったり、黄色みがかってきて、鉄さび色っぽい赤色がかってくる油焼けという現象も起きてきます。 また、見た目が良すぎるのも注意が必要です。中には、添加物などで、ツヤ出ししているものもあったりします。 正しい判断が難しいときは、気に入った専門店で、干物のプロに聞いてみるのも手ですね。
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