2016.6.8
【お刺身とお造りの違い】
みなさーん、こんにちわ。
『新宿御苑 魚と味噌と日本酒 こころむすび』です。
本日も曇り優勢の昼下がり、私は自転車で往復12キロある酒屋さんまで、
日本酒を買いに行ってまいりました。
汗だくになりましたが、日本酒のためなら、何のこれしき!
さて、本日のテーマ
【お刺身とお造りの違い】
お刺身もお造りも、いずれも、新鮮な魚介類を生のまま切り身にして、
お醤油などの調味料につけて食べる和食ですよね。
元々、江戸時代のころから、関東を中心に魚介類の生食文化は始まりましたが、
「切る」という文字は、縁起が悪いから、「刺身」になったと言われております。
それが関西に行って、「刺す」という文字も縁起が悪いと言われ、
「造り」に変化したともいわれております。
なので、関東…刺身
関西…造り
という言い方をする方もいらっしゃいます。
けれど、「造り」は、生の切り身にしただけでなく、焼き霜造りや、昆布〆など、ひと手間かけて
造ったものという意味も込められております。
つまり、
生の魚を切り身にしたもの…刺身
ひと手間をかけた刺身 …造り
という言い方ができます。
この
「ひと手間かける」
というところに、職人技が光るのです。
お客様から、「新宿でお造りを食べるならここだよ!」とまで言っていただいている、
こころむすびのお造りです。
本日のお造り盛り合わせのスターティングメンバーを発表します。
のどぐろ
金目鯛
鱒
あぶらぼうず
黒むつ
です。
ひと手間かけたお造りです。