築地で働く女達
2011.7.9
築地で働く女達
こんにちわ。こころむすびの石田です。
築地では多くの老若男女が働いている。
労働環境は決して良いとは言えない。
朝は早い、冷暖房なんてあるわけないから
夏は暑いし、冬は寒い。特に夏は魚の劣化も
早いからすぐ生臭くなるし、冬は陽も昇る前から
寒い中、氷水に手を突っ込んで魚を扱っている。
そんな築地で働いている女達は颯爽としていて、
とても気持ちよく見える。バリバリの男社会のなかで、
勝気で一本筋を通した女性が多く、男顔負けに働いている。
下は10代の若い女の子から、上は80歳を超えて、
現役で誰よりも早く貝を剥くおばちゃんや
電卓を使わずに暗算で計算するおばちゃんまでいる。
どのおばちゃんも一切の無駄な動きがなく、仕事をこなしている。
それでいて、笑顔を絶やさないんだ。よく、女は愛嬌というが、
そんなことを80歳を超えたおばちゃんから教えてもらっている。
いや、元気と勇気をいただいている。
ありがとう、おばちゃん。